2019/03/13 11:15
前回で季節の学習が学ぶ側にとっても、教える側にとっても難しい物の1つですということをお話ししました。
今回は,助数詞についてです。助数詞もやはり難しいですね。
助数詞は、数える時に使われる品詞の1つです。
大人でさえも、これはなんて数えるんだったかしら?
となることもしばしばです。
ひと昔前までは、ウサギを1羽、2羽と数えていました。
鳥のようにピョンピョン跳ぶ(飛ぶ)からというのがその理由だったそうです。
これに違和感を抱く人は多かったようです。
お子さまに聞かれた時も困ってしまいますね。
「ウサギは鳥じゃないよね。それなのに、1羽って数えるの?」と聞かれ説明して納得してくれる場合はいいのですが、往々にして子どもというのは例外というものを受け付けてくれません。
「例外もあるのよ。」と言うと、「例外ってなあに?」となるので、さらに困ってしまいます。
最近は,ウサギも1匹、2匹と数えてもよいとなったので、教室では他の小動物同様、1匹、2匹と統一し、教える側としてもほっとしています。
日常では、努めて正しい助数詞を付けて会話をするように努めていただければと思います。
つづく