2022/08/11 17:14

「毎日やっているのになぜ結果がちゃんと出ないのかな。」

「今日も、ペーパーで同じところを間違っているのよね。」
「間違っているところはその日のうちにやり直しをさせているから、定着するはずなんだけど~」
保護者様と接しているとよくこういう会話を耳にすることがあります。
確かに、上記のようにお子さまに指導されているのは間違いではないと思います。
ただ、一つ引っかかることがあります。
その日のうちにやり直しをさせているから、定着するはず・・・
という部分です。
お子さまに新しいペーパーを与えると目を輝かせて取り組もうとします。
好奇心が旺盛だし、なにより新しいことに触れることで満足感が得られるからです。
ペーパーは、お子さまにとって、玩具と同じなのです。
ただの玩具ではありません。立派な知育玩具なのです。
鉛筆を握って、〇を書いたり、☓を書いたり、絵を描くのと同じなのです。
少し違うのはほんの少し下絵が描いてあることくらいです。
下絵に描き足していくことで、一枚の絵を完成していくことに楽しみを見つけているのです。
では、そのような作業の時、一度失敗した絵をもう一度与えられたとしたら、どうでしょうか。
創作意欲は湧くでしょうか。
ぺーパーのやり直しは大切ですが、すぐにやり直しをさせるのではなく、1週間後くらいに
新しいペーパーでやらせてあげてください。
きっと、違う効果がみられると思います。
間違いが多かった日は、得意な分野の問題を多くやらせてあげて、自信を持たせてあげましょう。