2024/04/24 10:18
少子化という言葉が使われだしてから、ずいぶん経っているような気がします。
確かに子どもの数は減っているけれど、地域によってはマンモス校と呼ばれる
学校があるのも事実です。勿論数は少ないです。圧倒的に、クラス数の少ない
学校が多いです。
私が小学校や中学校に通っていたころは、1学年10学級以上という時もあり、学
校の中で先生に出会っても、まさか先生とも思わず、誰かの父兄?なんて思いな
がら通り過ぎることも多々ありました。
また、1学年にギリギリ1クラスしか作れなくて、これではどこかの過疎地の学校
かしらと思うほど小規模の学校だってあるのです。このような中で、最近不思議
だなと思うことがあります。それは、大規模校であれ小規模校であれ、一定数の
ある集団が存在することです。
この集団は、決して少数の集団ではなく多い時でクラスの半分を占める時がある
のです。友達同士では何となく会話が成り立っているようですが、大人が話しか
けたりすると、身構えてしまうのか、お返事が返ってこないのです。ただ、こち
らの言っていることは何となく伝わっているような感じで、聞いているのだなと
は思えるのです。それはお返事の代わりに行動で返してくれる時があるからです。
これらの行動が異常であると最近ニュースになりました。ニュースでとりあげら
るということは大きな出来事、いえ、問題があるからです。授業の中でこのよう
なことが起こっていたら、どうでしょう?
学級崩壊という言葉は今でも存在します。お互いの会話が上手く嚙み合っていな
いと、良好な関係を築くことはとても難しいです。このような関係が学級崩壊を
引き起こしているのかもしれませんご家庭ではどうでしょうか。お子さまとの会
話は弾んでいますか。学力の基礎を築くのは、人と人との会話から発生します。
会話をすること、会話を楽しむことは生活をしていく上でとても重要なことです。
何より学力の向上に必要なことです。
子どもの教育に関する研究をしている専門家は、子どもに話しかけることがとて
も大切だと言っています。
ご家庭でも是非、お子さまにたくさん話しかけてあげてください。