2026/07/06 10:07
ひらがなや漢字を覚える為には、繰り返し書くという動作が必要だと考えている人は多いと思います。これは、間違いではないと思います。書く為には、紙とペンが必要です。また、労力も必要です。そして、最も必要なものは時間です。
時間の確保は必須ですが、如何せん無限にあるものではないので、ここで工夫が必要となってきます。
例えば、「あ」という文字を覚える為に、「あ」という文字だけを繰り返し、書くという作業は楽しいでしょうか。学習は基本的に楽しいものでないと、続けていくことはできません。
問題集を与えても、途中でやらなくなってしまうのは楽しくないからです。可愛いイラストがあるから楽しそう、きっと最後のページまで使ってくれるのではないかしらと思い、子どもに与えるのですが、最後までやらせるのは親としては至難の技です。
気づけば、同じようなドリルが何冊も机の上に置いてある、、、なんてことも起こり得るでしょう。
「あ」だけを繰り返すのなら、自分の目の前に指を置いて「あ」を書くことを教えてあげてください。
時には「あ」って書ける?と聞いてみてください。「うん、書けるよ!」って言わせたら作戦は成功です。
後は、指で書いていくだけ。こんなふうに遊びのように誘っていけば、うまくいくはずです。
書き順を覚え、字の形を覚えたら、今度は実際にペン等を使って書きたいという気持ちが芽生えるはずです。
その時に、ドリルを与えても遅くありません。ドリルを与えるのは、学習が目的ではなく、美しい字を書いて貰いたいから。子どもが後で苦労しない為です。小さいころに美しい字を書く癖をつけることは、習慣となるので、大きくなってからも続いていきます。
そこで、問題になるのが必要以上に繰り返すことです。繰り返しが苦手なのは大人も子ども同じです。好きなことならいざ知らず、新しいことを覚える為に同じことを繰り返しさせられるのは苦痛でしかありません。
小さいうちは、そういった苦痛が勉強嫌いにつながる恐れは多々あります。
単なる繰り返しでしかないドリルは遠ざけるべきです。気づかないうちに繰り返しになっていることが重要なのです。飽きないように工夫されたドリルを見極めることが大事なのです。書くことはこれからもずっと繰り返されることです。だからこそ、単なる繰り返しでは時間の無駄、また、やる気の喪失につながるのです。
ドリルは内容を良く吟味して選ぶことをお勧めします。
